メタボが気になる~【内臓脂肪】に要注意!!~

健康ブームの今、「メタボ」という言葉はすっかり浸透しております。
メタボ(メタボリックシンドローム)とは、内臓脂肪型肥満で、血糖値・血圧・血中脂質の血液データが悪くなり始めている状態のことです。病気ではありませんが、生活習慣病のリスクが高くなっている状態ですので、食習慣や運動習慣のような、生活習慣について見直す必要があるということです。

脂肪の種類

同じ脂肪でも、内臓脂肪と皮下脂肪があります。

内臓脂肪
腸間膜の間に蓄積された脂肪。内臓脂肪型肥満は男性に多く、「リンゴ型肥満」と言われることがあります。おへそのあたりが一番大きく出ているのが特徴。脂肪が腸間膜(内臓のまわり)にあるため、おなかをつまんでみると、つまめない(つまみにくい)と言われます。
※内臓脂肪は、内臓を正しい位置に保つなどの役割もあります。

皮下脂肪
皮膚のすぐ下に蓄積された脂肪。下腹部や、お尻、太ももあたりに多く蓄積されます。皮下脂肪型肥満は「洋ナシ型肥満」と言われることがあります。皮膚をつまむとしっかりとつまめます。こちらは女性に多いです。
※皮下脂肪は、外部からの衝撃を和らげるクッションのような働きをしています。体を冷やさないよう、断熱材の働きもします。

脂肪は、加齢とともにつきやすくなっていきます。若いころと食事量が変わらなくても、若い頃より基礎代謝(寝ていても消費するカロリー)が下がっていきますので、少しずつカロリーが余ってしまいます。その余ったカロリーが脂肪となり、身についていくんですね。

メタボで、注意しなければらならないのは内臓脂肪です。

脂肪を減らすには

脂肪を減らすには、食事内容の見直しも必要なのですが…なんといっても有酸素運動をすることです。実は、酸素運動を連続で長時間できなくても、脂肪の燃焼効果があるんです。10分程度でもOK。
「毎日・少しずつ・できるとき」に有酸素運動をすることで、脂肪を少しずつでも減らしていきたいです。

メタボを気にしている方に朗報です!内臓脂肪のほうが、皮下脂肪よりも燃焼しやすいんです。有酸素運動をする気になってきましたでしょうか。

内臓脂肪を減らす=生活習慣病予防

内臓脂肪が減っていくと、血糖値・血圧・血中脂質のデータが正常値に近づくことがわかっています。すると、生活習慣病のリスクが減るということです。
生活習慣病は、じわじわと近寄ってきます。脂肪も一気に増えるわけではなく、じわじわと…。メタボを気にした時が、初め時です。
「エレベーターではなく階段を利用するようにする」これだけでも、有酸素運動です。毎日・少しずつ・できることから、始めてみましょう。

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