パリでは、メトロやバス、トラムが走っています。
観光の際には、うまく利用すると非常に便利です。
メトロは頻繁に走行していて、時間にもよるのですが、待ち時間は5分くらいだと思います。(朝とか夜遅くになると間隔がもっとあくかもしれません)
パリの公共交通機関は中心地からの距離で、公共交通ZONE(ゾーン)が分かれています。
中心地がZONE 1で、郊外に離れていくにしたがって、ZONE 2・3・4・・・と数字が増えていきます。そして、ZONEごとに運賃が変わります。
ちなみに、シャルルドゴール空港はZONE 5です。
パリ市内は中心地に見どころが多く集中しています。
オペラガルニエ・エッフェル塔・凱旋門・サントシャペル・ノートルダム大聖堂・ルーブル美術館・モンマルトル・モンパルナスタワー…などの多くの見どころがZONE 1のチケットで行けます。
そこで今回は ZONE 1 チケットの購入方法を写真付きでご紹介いたします。
1回券 【ticket t+ 】と回数券【Carnet(カルネ)】
1回券は、まさに一回分の乗車券です。
(『そんなの、わかるわっ!!』と思われた方…スミマセン。笑)
回数券をカルネというのですが、1回券を10枚まとめて少し安く購入できるものです。
複数人でシェアすることもできます。
それから未使用でしたら、有効期限がありません。
『1日券を購入するほどじゃないけど、滞在期間中ちょこちょこメトロで移動する。』っていう時にはおススメです。
今回は回数券のカルネを購入してみました。
チケットを購入する
チケットの券売機です。メトロの改札の手前を見渡すとどこかに、『Tickets』と書いてある券売機があります。
まずは言語を選択します。日本語はないので英語。
右側のチケットをタッチします。
一番上の【ticket t+】 を選択します。
【Full fare】大人料金のことです。
下の欄の【book(s) of ten tickets t+】の1を選択すると、回数券(カルネ)が購入できます。1回券が10枚出てきます。
※ここで、1回券を購入したいときは、上段の【Single-journey ticket】のところで枚数を選びます。
回数券で購入すると1回券が10枚で16.9ユーロ(2019年時点)ですから、1回券を9枚購入(17.1ユーロ)するより回数券を購入したほうがお得です。
金額を確認し、【Validate】をタッチします。
料金を支払うのですが、クレジットカードと現金が両方使えます。(券売機によっては、現金はコインしか使えないところもあるのでご注意ください…。ヨーロッパ旅行にはクレジットカードを持っていくことをおススメいたします。)
クレジットカードを挿入し、暗証番号を押してください。もし番号を押しても反応しない場合は、一度、右下の緑のVのボタンを押してみてください。
クレジットカードを抜いてOKです。
チケットとレシートが出てきました。
このチケットを改札に通して乗車できます。
まとめ
今回はパリ市内観光の際に便利なticket t+と、その10枚セットになった回数券カルネについて、ご紹介いたしました。
実際に券売機を使ってみると、「Carnet(カルネ)」って文字が、どこにも出てこないんですよね。(英語を選んでいるからかもしれませんが…)
初めて利用する場合には、わかりにくいのではないでしょうか。
ガイドブックにはカルネが紹介されているため、購入したいと思う方は多くいると思います。
【book(s) of ten tickets t+】 です!!
チケットをその都度購入する手間も省けますので、便利でした。
このチケットのほかにも、1日~5日券などもあるので、ご自身の旅行のスケジュールに合うチケットを購入して楽しんでくださいね。
★シャルルドゴール空港から、RER B線で移動する方法を以前にご紹介いたしましたので、良かったら見てみてください。