前回は、モンサンミッシェルの見どころについてご紹介いたしました。もしよければ、こちらも見てみてください。
世界中から観光客が訪れる、素晴らしい世界遺産のひとつ、モンサンミッシェル。実は、モンサンミッシェル湾岸ではムール貝が養殖されているんです。
調べると、楽天市場やヤフーショッピングでも売っているほど。結構有名なんですね…(知らなかったけど。)
旨味がぎゅっと詰まっていて、美味しいと評判です。
モンサンミッシェルで、実際に食べてきましたので、ご紹介いたします。
【レストラン】 オーベルジュ ル ムートン ブラン
私が食事をしたのがこのレストランです。モンサンミッシェルのグランド・リュ(大通り)沿いにあります。
グランド・リュは、たくさんのお店が立ち並んでいますし、観光客が多くてイモ洗い状態でしたから、よく見ていないと通り過ぎてしまうかもしれません。
それから、私は入口のドアがうまく開けられず…中にいるお客さんに開けてもらい、どうにか入店できました。優しい人が店内にいて助かりました。
オプショナルツアー客限定のディナー
なぜ、このレストランで食事をすることになったかというと…
今回のモンサンミッシェルの観光は、パリ発のオプショナルのバスツアーに参加しました。そのツアー客限定の特別ディナーコースが17時から食べられるとのことで、このレストランに来ました。
1日観光でしたから、夜はパリに戻らないといけないため、帰りのバスへの集合時間が19時。
前回のモンサンミッシェルの見どころを紹介したページでも書いたのですが…モンサンミッシェルのレストランは、ディナータイムはほとんどが18時半または、19時オープンなんです。
すると、19時集合の私たちが、モンサンミッシェルのレストランで食事をするなんて、不可能に近いのです。
それを知っているツアー会社がレストランに協力を仰ぎ、17時からツアー客限定で食事を出してくださる、ということのようです。
実際に他の観光客が入店された際には、断っていました。本当のオープンは19時なのだと思います。
メニューは、シードル/スープ/オムレツorムール貝(どちらかメイン料理1種)/デザートで、20ユーロという内容でした。
ムール貝を食べる
グラスに入っているのは、ピンク色のシードルです。
こちらのシードルはとても甘くて飲みやすいものでした。店員さんは『サイダー』と言っていました。
日本ではサイダーと言えば、三ツ矢サイダーですから…少々、戸惑いました。
それから、丸い器に入っているのが、カボチャのスープ。さっぱりして、美味しくいただきました。
いよいよお待ちかねの、ムール貝です。大きな鍋にたっぷり入っていました。これは食べきれないな…と見た目に圧倒されました。
しかしながら、食べてみるとあっさりしていて、結構たくさん食べられます(笑)
モンサンミッシェルのムール貝は、小さいです。その分柔らかいんだとか。
臭みは全くなく、確かに柔らかい。色は黄色~オレンジの色が濃いように感じました。
なにより、モンサンミッシェル湾のムール貝をモンサンミッシェル島内のレストランで食べられたことが、良い思い出になりました。
次はデザート…と、ここで問題発生です。集合時間が迫ってまいりました。
私は、モンサンミッシェルの夜景を観たかったのと、対岸のスーパーマーケット(お土産屋さん)で買い物もしたいと考えていましたので、これ以上このレストランに滞在することは難しい…。となったわけです。
それで、苦渋の決断ですが…デザートはあきらめるしかありません。(店員さんスミマセン…)
↓↓そして、撮影したモンサンミッシェルの夜景がこちら。
※こんなに忙しいならレストランに入らなくても、クレープなどの軽食で済ませても良かったのかもしれません。
まとめ
今回は、モンサンミッシェル湾のムール貝を紹介いたしました。モンサンミッシェルと言えば、オムレツが有名です。
しかし、モンサンミッシェル湾でとれたムール貝を、モンサンミッシェル島内で食べられるとなると、気になってきませんか。
調べてみると、このムール貝、品質はお墨付きのようですよ。
ただ、1日観光の場合は、集合時間まで余裕がありませんので、忙しいディナーになるかもしれません。
日本と違い、お店も食事の提供がゆっくりペースです。(ここのお店だけでなく、フランス料理の提供は全体的にゆっくりなようです)
オーベルジュ ル ムートン ブランの店内は、可愛らしく、店員さんもフレンドリーな感じでした。時間のある方は、のぞいてみてください。